ト音記号とヘ音記号について

音楽理論
03 /29 2017
ト音記号とヘ音記号について今日は書きます。

ト音記号について
トとは、
日本音名ハ、二、ホ、ヘ、ト、イ、ロのトからきてます。これは私達が普段呼び慣れている階名表記にするとド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ドとなります。
つまりトは、ソということになりますね。
5線譜の第2線(下から2番目の線)つまりソのところにうずまきの中心がくるように書きます。
作曲家の直筆譜には様々な個性があり、有名な作曲家になってくるとその書き方によって誰が書いた譜面なのかがすぐわかるという話を聞いたことがあります。その人の個性、一目で見てわかるサイン?のようなものだと言えるでしょう。

階名はド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ドです。

音名については様々な呼び方があります。

ドイツでは音名がC(ツェー),D(デェー),E(エー),F(エフ),G(ゲー),A(アー),H(ハー)となり、
アメリカではそのままC(シー),D(ディー),E(イー),F(エフ),G(ジー),A(エー),B(ビー)となります。

イタリア語では音名と階名が同一の呼び名でド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ドとなります。

話が音名と階名の話に脱線しましたが
ト音というのはG音のことですからト音記号はGクレフとも呼びます。
同様にヘ音記号のことはFクレフと呼びます。

まとめ


「階名 音名」とGoogleで検索するとより細かく詳しく書いてあるところが出てきますのでより詳しくはそちらをご覧ください。
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CD STUDENTからの卒業

音楽理論
01 /31 2017
愛好家によく見受けられるのがCDやレコードの演奏のそのままコピーです。何を隠そう私も専門教育を受ける前はその部類でした。
イントロダクションとしてはいいと思います。好きになって、真似て覚える。それをモチベーションにする。何度も聞いて研究する。良いと思います。

ではCDのコピー、いわゆる有名演奏家のコピー、(巨匠ラッセルが言ってました)CD STUDENTから卒業して、自分なりに曲を解釈して、理解して音楽をやるためにはどうしたらいいのでしょうか?

いわゆる西洋音楽の基本、礎になっている部分、例えて言えば建物でいったら土台になっている部分を理解することです。
となると広義の意味での音楽理論(西洋音楽の“一応の”ルール)を学ぶことが急がば回れ、で良いということになると私は考えます。
そうすることで他の演奏家の演奏を聴くにしてもその聴き方が変わるでしょう。また次第に自分の音楽ができるようにもなります。

リズム、メロディー、ハーモニーの3要素を本当の意味で理解して実践できるようにするのが理想です。
調性、拍子などベーシックな部分をちゃんと理解すること。
その拍子にあったように聞こえるように歌えるようにする。4拍子系?2拍子系?3拍子系? その拍子で強拍、弱拍はどこにあるのか? アウフタクトとは何か?などなど。
それをわかった上でプロは皆 リズムを揺らしたり、自己の解釈を加えた演奏をしているのです。

そこに演奏技術・強靭なメンタルが加われば一段上のレベルにいけるはずです。

メージャー・ダイアトニック・コードについて

音楽理論
01 /28 2017
まずピアノを思い浮かべてみてください。
よく耳にするドレミファソラシド
黒鍵を使わないで全て白鍵でまず弾いてみてください。
(余談だけど日本人はすごいですよね、小学校のときから音楽の授業があるので、まずこのピアノを思い浮かべてドレミファソラシドとはなんぞや、というところから説明しなくても皆さん理解できるはず??なのです。
何言ってんの私わかりません、という方は失礼しました。)

続きいきましょう。
今、弾いていただいたのが、または思い浮かべていただいたのがハ長調(Cメージャー)の音階です。
さて、次に黒鍵を使わずに白鍵のみで、1つ音とばしでまずは3和音いっきに鳴らしてみましょう。ドの次のレを飛ばし、ミを弾き、ファを飛ばしソを弾くといった具合です。それが出来上がったら次はレから同じように。ミから同じように……やってみましょう。こんな感じで。


ド、ミ、ソ
レ、ファ、ラ
ミ、ソ、シ
ファ、ラ、ド
ソ、シ、レ
ラ、ド、ミ
シ、レ、ファ

するとハ長調の音階の中に7つの和音(コード)が完成しました。


これをメージャー・ダイアトニック・コードと呼びます。何も難しいことはありません、シンプルです。



クラシックをベースに教育を受けてきた人にとっては、ダイアトニックコードとか難しい言葉、わけわからん、アレルギーを起こす、わけですがそんなに複雑なことではないのです。
上に挙げたコードを
ド、ミ、ソ、シ
レ、ファ、ラ、ド
ミ、ソ、シ、レ
ファ、ラ、ド、ミ
…………
…………
…………
といった具合に4和音にしていけば7th(セヴンス)系のコードができます。そちらについては以前の記事でふれたことがあります。再度 記事にするかもです。

それぞれに和音には響きの特徴があって明るいとか暗いとか…
クラシックの言い方とポップス系の世界での言い方が違い混同しがちなので並べてみました。
ド、ミ、ソ 長三和音=メージャートライアド
レ、ファ、ラ 短三和音=マイナートライアド
ミ、ソ、シ 短三和音=マイナートライアド
ファ、ラ、ド 長三和音=メージャートライアド
ソ、シ、レ 長三和音=メージャートライアド
ラ、ド、ミ 短三和音=マイナートライアド
シ、レ、ファ 減三和音=ディミニッシュトライアド
という感じになります。

どちらが好きですか?
トライアドてトライアングルを思い浮かべてみてください。トリオでもいいでしょう。3つのことですよね。3つの和音、3和音ということになります。


コードネームというもの自体が英語で書かれているものなので、もしコードネームを深く知りたい、コンプレックスがあるのであれば、英語表記で覚えておくと後々の学習で楽になります。

まだまだ細かいことを書けばきりはありませんが今日はこのぐらいにしときます。

テンションノートについて2

音楽理論
01 /28 2017
テンションノートはナチュラルテンションとオルタードテンションに分かれる。青字で書かれたものがナチュラルテンションとなり、赤字で書かれたものがオルタードテンションだ。


ダイアトニックコード内の5度7thではナチュラルテンションの9thと13thに加えオルタードテンションを全て使えるためかなり自由度が高い。ただし原則11thは使えない。Cメージャーキー(ハ長調)におけるダイアトニックコードの5度7thにあたるG7を例に考える。G7というコードにおける3度のトーンはシだ。そしてG7にとってのナチュラル11thはドであり、シとドの関係が♭9thとなり、サウンドが濁ってしまう。それゆえに11thはアボイドノート(障音)となり使用することができない。すなわち3度の音とナチュラル11thが濁ってしまうから使用できないのである。
オルタードテンションは♭9,♯9,♯11,♭13と覚えておこう。

テンションノートについて

音楽理論
01 /20 2017
音を3度堆積していきトライアドを作るという話は以前した。随分 前になってしまった。
そこにエクステンション7th(セブンス)を加えることで様々なバリエーションが生まれる。
そして、さらに9th,11th,13thのサウンドを加えるとまた今までとは違った新鮮な響きが生まれる。

7thやメージャー7thの復習としては具体例としては
ド、ミ、ソにシ♭を加えれば7thコードになるし
ド、ミ、ソにシ♮を加えればメージャー7thとなる。
次にこのドミソに対しての
9th,11th,13thは
レ、ファ、ラとなる。

一例としては
C7にDmのコードを構成する音を加えればよいのである。
同じように
D7にはEmのコードトーンを
E7にはF♯mのコードトーンを
加える。
根音(ルート)に対して全音分 上の音を根音(ルート)とするマイナーコードを加えればよいのだ。ドならばレのことだ。

9thには♭9th、♮9th、♯9thがあり
11thには♮11thと#11thがあり
13thには♭13thと♮13thがある。

♭11thや♯13thはないので注意。


またダイアトニックコードでそれぞれ使えるテンションノートが決まっている。
その中でダイアトニックコード内の5度7thは様々なコードスケール(リディアン♭7、ミクソリディアン、フリジアン#3、オルタードスケール)が使えることから上に上げたテンションのほとんどが利用可能である。

ただ、このように図の解説もなく、ただ文字の羅列だけでコードハーモニーを理解するのは難しいと思う。前提となる知識がある人は別だが。

今回の理論レッスンを理解する上では、先日 聞き分けができるとよいですよというところで触れた音程のことはもちろんコードの成り立ち、ダイアトニックコードについて理解する必要がある。
それからコードスケールを学んでいくとテンションについても見えてくる。
僕としてはまずはダイアトニックコードで使えるテンションをざーっと覚えてしまって、後からコードスケールを学ぶのでもよいと思う。

また、私の考えとしてはテンションノートは料理でいうところのスパイスだと思っている。ジャズプレーヤーでもなければ“基本的には”トライアドとエクステンション7thで音楽構成していけばよいだろう。 そこに緊張感を生むようなテンションが時折加わることによりその音楽の色彩が豊かになると僕は考えている。
余談だがベートーヴェン ソナタop27の月光なんかをこうしたジャズ的なアプローチで分析したことがあるがメロディにテンションを使っている箇所がありその使い方も自然であり面白い。

今回は難しかったかもしれない。
初心者の方はこんなものもあるんだ、ぐらいで考えておいてほしい。

大手文明

 

クラシックギタリスト
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