不真面目な生徒も音楽続けてる

チェロ
07 /02 2012
 僕がギターを始めるまえはチェロをやってたことは以前に書きました。今日はその話をちょっとしてみたいと思います。
4歳から17歳まで習っていたのですが、
そこから英才教育を受けてきたと連想する方は多いでしょう。
そしてかなり本格的にやってきたことをイメージするでしょう。

しかしです。

こいつは本当不真面目でどうしょうもない子どもだったんです。
もちろんチェロは好きだけど練習をほとんどしない子どもでした。
親はいつも困ってました。もうやめさせようって何度も思ったみたいです。
なんせ練習しない日のほうが多いのですから。木曜がレッスン日だったような記憶なんですが
練習は1日に多くて30分、しない日がほとんどで、直前練習がほとんどでした。
アニメやゲームに夢中になってましたからね・・・すぐ気が散る。
当然教本の進み具合も遅く、後から入ってきた子どもたちにすぐに追い抜かれてました。



高い月謝を払ってくれる親を考えたら本当最悪ですよね!?

ただなぜかわからないけどチェロをやめたいと思ったことはありませんでした。
「親がもうやめる?」と聞くと大切なものを奪われるのではないかと思い泣きそうな顔になりました。
こういうのどういう心理なんだろう・・・

小学校の4年生のときクリスマスの発表会で
J.Sバッハのアリオーソ(ギターでいうと村治香織さんが弾いてるシンフォニア)という曲を弾きました。
このとき先生に言われた言葉がきっかけでチェロが本当に好きになって少しはまじめに練習するようになりました。

「ふみちゃんはチェロを楽しそうに弾いてる。好きなんだね!よかった、よく練習したね!ブラボー。」
先生はよく練習してくるとブラボーって言ってくれたりしました。

すごく嬉しくなってもっとうまくなってみせるって思いました。

それから教本が進むのがどんどん早くなっていって夢のような話だけどチェロをやめる17歳になるまでにバッハの無伴奏チェロ組曲第1番は全て弾けるまでになりました。

アダミーラ先生も僕があまりに練習してこないんで悲しい顔になったり、ため息ついてジェスチャーでがっかりポーズしたり、ほんといろいろ困らせたなぁ。だけど音楽を好きにしてくれたのは、どんなに練習してこなくたって長い目で、あたたかい目で見守ってくれたアダミーラ先生だと思っている。
いつもレッスンで一緒にチェロ弾いてくれて音楽の歌わせ方とかを自然に学ぶことができたと思っている。
アダミーラ先生と僕
↑この写真は先生の友人チェリスト(写真右)がレッスンを見学に来た際に撮った写真。このレッスン後、友人の方が大不機嫌になり、顔が真っ赤になる。僕があまりに練習不足で弾けなかったため・・・

上達の秘訣はどんな練習よりもまず好きになることだと僕は思います。根性主義の苦学は続かないですから。もちろんコンクールにチャレンジしたり本気でやっていくならば厳しさも必要だということは承知で書いてます。だけど嫌いになったり息切れしたら意味がありません。
もしこれを読んでいる人で子どもに楽器を習わせている親御さんがいたら、長い目でみてあげてほしいと思います。もし本人が嫌いならば別ですが好きなことはとことん伸ばしてあげてほしいと僕は思います。日本式の減点方式、しかって育てるのではなくできたことをほめて育ててあげてほしいと思います。

話は少し脱線しましたがチェロを習った経験はいまギターをやるうえで生きていると僕自身は強く思っています。アダミーラ先生、中峰先生本当に良い師匠に恵まれてきていると僕は思っている。

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大手文明

 

クラシックギタリスト
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