動かなくなるメカニズム 私の見解

ギター技術分析、ギター論
01 /22 2017
動かないと思うと動かなくなる、そして逆に無意識化されていて、指の動きというより、"耳"に意識が集中していると不思議と動く。
これは中級以上のレベル
腕から下、肘、そして指の弾くための筋力がついていることが前提となる。

弾けていて、急に弾けなくなるという現象には、だいたいがメンタルが大きく影響している。昨日弾けていて急に弾けなくなる、普通ならばありえない。
しかし実際には起きている。とりわけ勤勉で生真面目な人に限って。

1.無意識に指がパラパラと動くメンタルを抑制する
2.フォームの大幅な修正(今まで何となく弾けていた)

この2つは切り離せない。フォームを変えるということは、考えて弾くということに繋がってくるわけであり、無意識が意識化されていくことである。それ自体は必ずしも悪いことではないが、生真面目な人がフォーム矯正をすると、極端な意識化に繋がりそれが動きを抑制してしまうことがある。
無意識化されていたときのフォーム、すなわち教育をそこまで受けていないフォームが指が動くまわるケースでは、
筋力の消耗が激しい、ないし音質が悪く音圧が出ない、伸び代に限界のあるフォームであることも少なくない。
しかしそれを矯正する、そしたら動かなくなる、なんていうこともある。

動き、一つを考えても繊細、複雑なことだ。
スポーツ選手でもそういったことがよく起こると聞いたことがある。

自分は動かないと思いこむようになるとその後は何年も苦しむことになる。
動かないと、元のフォームに戻したくなるがそれがまた悪循環を作る。一度 矯正したらよっぽどでない限り戻れないし、また貧弱な音に戻ってしまうのだ。長期的に見れば良い結果を生まない。
フォームを音が豊かに響き、鳴るフォームに矯正するのはより良い音楽を目指すならば重要だ。

そこから動くようにするためには自分のやり方を信じ意識をより耳に集中するのだ。

スケールを弾くとしよう。例えば右手のパターンが決まっている。
アウフタクトになっているところを初めから全力で弾いたりしたら途中で筋肉が緊張しぱなしでつまってしまう。強拍と弱拍、それからアーティキュレーションを考えれば自ずと筋肉の使い方、緩めができるようになるはずだ。
よく言われることだが 歌う ことが大切なのだ。どう歌うのか?どう歌ったら自然に聞こえるのか。

人は歌うとき常に喉を全力で酷使していたら歌う方も疲れてしまうし聞く方も疲れてしまう。喉を壊すだろう。

緩めを体に覚えこますこともスケール練習やアルペジオをやる際の意識として大切だ。 音楽の自然な流れをよく耳で聞くのだ。

これも理論と同じように言葉では伝えにくい。
特に技術は感覚の世界だから。


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大手文明

 

クラシックギタリスト
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