ステージ演奏のメンタリティ

ギター技術分析、ギター論
02 /11 2017
ステージ演奏でうまくいったときのメンタルをメモしてとってあり、演奏が近づくと読み返すようにしてます。これは毎回の演奏で書き足していっているものです。経験はメモして残すのです。

深い呼吸をして悠然とステージに現れる、気持ち良さそうな顔をしてる、弾きながら鼻から深く複式呼吸してる
演奏の喜びを感じている

集中関連
指板を見ることに集中するのでなく音の流れをよく聴いてリラックスしている、歌っている
ギターと音楽のみに意識を集中させる
自己に集中
観客を過度に意識しない
目の前のフレーズに集中してる

時間がゆっくり流れて心地がよい
体の内側にじっくり音が染み渡るように
スローに聞こえる
自信と確信をもつ
冷静であり、ときに情熱的だ


サモラのアポヤンド

ギター技術分析、ギター論
01 /23 2017
もう4年ぐらい前の話になるが、私がマスタークラスを受けたホルヘ・ルイス・サモラのアポヤンド奏法で奏でられる音色は図太い音だった。演奏を聞いた後 頭を金槌か何かでぶん殴られたかのような衝撃だった。これは本当だ。
弦に対しての角度が90度に近く、第一関節からがっつりと弾いているようだった。
ちょうどこのような感じ。

ここから弾いた指が2弦によりかかるわけだがそのときあたかも2弦に対して90度ぐらいに見えた。最大限の圧力が弦に加わっている感じ。
先日 映画 パコ・デ・ルシア を鑑賞したのだが、パコのアポヤンドも弾いた指が隣りの弦によりかかった瞬間90度になっているように見えた。弦に対しての圧力は相当加わっている印象だった。

しっかりとした発音
豊かな音色

こういったものは、大切だと僕は思っている。

動かなくなるメカニズム 私の見解

ギター技術分析、ギター論
01 /22 2017
動かないと思うと動かなくなる、そして逆に無意識化されていて、指の動きというより、"耳"に意識が集中していると不思議と動く。
これは中級以上のレベル
腕から下、肘、そして指の弾くための筋力がついていることが前提となる。

弾けていて、急に弾けなくなるという現象には、だいたいがメンタルが大きく影響している。昨日弾けていて急に弾けなくなる、普通ならばありえない。
しかし実際には起きている。とりわけ勤勉で生真面目な人に限って。

1.無意識に指がパラパラと動くメンタルを抑制する
2.フォームの大幅な修正(今まで何となく弾けていた)

この2つは切り離せない。フォームを変えるということは、考えて弾くということに繋がってくるわけであり、無意識が意識化されていくことである。それ自体は必ずしも悪いことではないが、生真面目な人がフォーム矯正をすると、極端な意識化に繋がりそれが動きを抑制してしまうことがある。
無意識化されていたときのフォーム、すなわち教育をそこまで受けていないフォームが指が動くまわるケースでは、
筋力の消耗が激しい、ないし音質が悪く音圧が出ない、伸び代に限界のあるフォームであることも少なくない。
しかしそれを矯正する、そしたら動かなくなる、なんていうこともある。

動き、一つを考えても繊細、複雑なことだ。
スポーツ選手でもそういったことがよく起こると聞いたことがある。

自分は動かないと思いこむようになるとその後は何年も苦しむことになる。
動かないと、元のフォームに戻したくなるがそれがまた悪循環を作る。一度 矯正したらよっぽどでない限り戻れないし、また貧弱な音に戻ってしまうのだ。長期的に見れば良い結果を生まない。
フォームを音が豊かに響き、鳴るフォームに矯正するのはより良い音楽を目指すならば重要だ。

そこから動くようにするためには自分のやり方を信じ意識をより耳に集中するのだ。

スケールを弾くとしよう。例えば右手のパターンが決まっている。
アウフタクトになっているところを初めから全力で弾いたりしたら途中で筋肉が緊張しぱなしでつまってしまう。強拍と弱拍、それからアーティキュレーションを考えれば自ずと筋肉の使い方、緩めができるようになるはずだ。
よく言われることだが 歌う ことが大切なのだ。どう歌うのか?どう歌ったら自然に聞こえるのか。

人は歌うとき常に喉を全力で酷使していたら歌う方も疲れてしまうし聞く方も疲れてしまう。喉を壊すだろう。

緩めを体に覚えこますこともスケール練習やアルペジオをやる際の意識として大切だ。 音楽の自然な流れをよく耳で聞くのだ。

これも理論と同じように言葉では伝えにくい。
特に技術は感覚の世界だから。


利き腕は生活で極力使わない

ギター技術分析、ギター論
12 /13 2016
ギタリストにとって爪は命である。もし綺麗に整えられた爪がなかったら自分の音楽を奏でることが困難になってしまう。
演奏会を前に中指の爪、そして親指の爪と割れるトラブルに見舞われた。 中指はラスゲアートドブレとフィゲタの連続でやってしまったわけだが、親指は雨戸(防火シャッター)を閉じるのにガタンと勢いで下ろした際にぶつけて割ってしまうという失態だった。 中指の爪は伸びて間に合い、親指はアロンアルファでかためてその上からマニキュアでコーティングすることによりなんとか演奏会を乗りきった。

普段から利き腕ではない左手を極力使うようにしようと思ったし、爪のコンディションにこれまで以上に気を使おうと思うきっかけとなった。
今の僕の爪は、ブラジルのマニキュアでコーティングしてある。音も良いと思う。

ソリストとして

ギター技術分析、ギター論
12 /11 2016
演奏をしているとき 雑念が入りこむと 瞬間芸術における最大の恐怖の瞬間がおとずれる。
公開演奏をしているときは、一切の雑念を廃し、自分の音、音楽の流れに集中しなくてはならない。
ステージでの演奏が終わり、顔を上げた瞬間 お客さんの満足度がよくわかる。 それがどんな言葉よりも全てである。どんな言い訳も通用しないのである。お客さんは正直なのだ。
もっともっと自分に厳しく、音と真剣に向き合わないといけない。
私生活から自分のことは全部自分でやる。甘え・妥協は一切許してはいけない。もっともっとタフになってみせる。

大手文明

 

クラシックギタリスト
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